【庭DIY】水はけ最悪な「沼」が激変!ズボラ流・格安の暗渠排水パイプ施工 / My Muddy Yard is Fixed! Easy DIY French Drain
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古民家の中庭が「沼」になってしまった
兵庫県の田舎に移住して、築140年の古民家での新しい生活がスタートしました。
瓦ぶきの立派な屋根、土壁の温かみ、そしてわが家のペキニーズのふくちゃんも、この家のことが気に入ってくれたようです。(たぶん!神戸に居るときよりも元気で走り回っているので)
でも一つだけ、本当に深刻な問題がありました。
それが中庭です。
奥行き7メートル、幅4メートルのL字型をした中庭は、雨が降るたびに「沼」と化してしまいます。粘土質の地盤が水を吸収してくれず、そもそも排水の仕組みがありません・・・。
ふくちゃんのドッグランにしたいと思って芝も植えたのに、この状態では無理。
水はけを改善しなければ、せっかく植えた芝も枯れてしまうので、とにかく芝を植える前になんとかしたいところ。
でも業者に頼むにはお金がかかりすぎる。
そもそもどの業者さんに、どうやって依頼したらいいのか?やっぱり外構業者さん?庭師さん?
・・・ならば自分でやってみよう。
そう考えた私、外構作業の知識もないままに、今回のチャレンジに挑むことにしました。
ふくちゃんが気持ちよく遊べるドッグランを完成させるために、まずはこの排水問題を解決しないと何も始まらないのです!ガンバルゾ~!
瓦排水溝に憧れた失敗の日々
まず目をつけたのが「瓦を再利用した排水溝」というアイデアでした。
YouTubeで古民家DIYの先輩たちの動画を見ていて、この方法を見つけました(古民家きみ子さんの動画)古民家ならではのリサイクル、そしてその見た目の美しさに、すっかり憧れてしまいました。
「これだ!」と思った私は、中庭に散乱していた割れた瓦をかき集めて早速、意気揚々と作業開始!
既存の瓦を並べて、水の流れを作ろう。
深く考えもせずに着手しましたが・・・。
この見切り発車、後から激しく後悔することになるとは、その時は気づく余地もありませんでした。
田舎暮らしの頼れる味方!ホームセンターのナフコで穴掘り用のスコップを買いました。
穴掘りスコップ=縦穴掘りスコップなのですが、これは本当に買って大正解!
今年一番の良い買い物かもしれないくらい、買ってよかった~と思った商品です。
重いけれど、その質量と衝突のエネルギーで、粘土質の地盤もグイグイ掘ることができます。
奥行き7メートル、深さ20センチの溝を2本掘る必要がありますが、穴掘りスコップでなんとかなりそうな予感・・・。
思えば、年明けからずっと掘ってばかりで、足腰は丈夫になりましたが、腰も二の腕も悲鳴を上げています。そろそろ肉体労働をやめないと、ムキムキマッチョならぬ、女プロレスラー体型になってしまいそうでコワイです。
でも現実は甘くありませんでした。
というか、自分の考えが甘いだけなんですが、そもそも瓦たりひん?
残置物の瓦、めっちゃたくさんあるわけじゃないんですよね。
そもそも不揃いで、見栄えも悪い。
素人の私が見ても「これはダメだ」と分かる仕上がりにがっかり・・・丸1日かかって瓦の排水溝づくりをしてきたけど、諦めよう。でも、、ここまでの作業が無駄になるからやめれない・・・こういうのって心理学的になんていうんだっけ?
男女関係でよくありますよね?ここまで尽くしたんだから、分かれたくない。ここまで貢いだんだから、あとには引けない、みたいなアレですよ。
「理性はブレーキ、心はアクセル」
——そんな葛藤の中で、この瓦排水溝の計画を諦めることにしました。
これが男女関係じゃなかったのが、せめてもの救いです(笑)
でもね、でもね・・・手塩にかけた瓦を片付ける時の哀愁は、今でも忘れられません。
インターネットで見つけた新しい希望「暗渠排水」
失敗した瓦排水溝の片付けをしながら、YouTubeやネットを見漁り、「別の方法」を調べ始めました。とにかくあまり難しくなくて、素人でも実現性が高く、お金もそんなにかからず、労力も出来れば程々な作業を・・・。(そんな都合の良いもんあるかいっ!って声が聞こえてきそうですが 笑)
そこで出会ったのが「暗渠排水」という言葉。初めて聞く言葉でしたが、説明を読むほどに「これならできるかもしれない」と希望が湧いてきました。
暗渠排水とは、土の中に作る水の通り道のこと。穴が開いたパイプを埋めて、庭の水を逃がす仕組みです。そんなにコストがかかりませんし、素人でも再現性が高いという点がいいですね。
調べれば調べるほど、不器用なわたしでもこれなら出来そう!これなら行けると確信できました。
成功のポイントは三つあるらしく、最低限のポイントだけ抑えてあとはまぁ、適当に(笑
まず、勾配をつけて埋設すること:水は高いところから低いところへ流れるので、わずかな傾斜が大事です。
次に、砂利と防草シートで目詰まりを防ぐこと:長期間機能させるにはこれが重要。
最後に、既存排水との兼ね合いで深く掘りすぎないことです。(通常は60cm~1mくらいの深さの溝が必要なそうです)
材料費はわずか3000円以下
集めた材料はこんな感じです↓↓↓
- ジモティで頂いた無料の砂利およそ100Kg。
- 防草シート(1メートル×10メートル)は約1000円。
- コルゲート管(50ミリ×4メートル)が約1700円。
合計で3000円以下という、信じられない安さ!これなら失敗しても、涙は少なくてすみます。
いよいよ実行——暗渠排水DIYのステップ
ステップ1:既存のU字溝をグラインダーで切断
中庭の端っこの方に、既存のU字溝があったので、水を排水溝に流せそう!ということで、U字溝とコルゲート管をつなぐ必要がありました。そのままだと水が流れないので、U字溝にグラインダーで切り込みを入れます。
火花が飛び散り、すさまじい音が鳴り響きます。コンクリートを削った粉塵で視界がもやもや。ゴーグルとマスク必須の作業。
1時間の格闘を経て、何とか接続口が完成!グラインダーでカットして、ハンマーで叩き割り、なんとかかんとか開通した時は、小さな達成感がありました。
ステップ2:深さ20センチの溝をひたすら掘り続ける
瓦排水溝の時に掘った溝を活用して暗渠排水用の溝を掘ります!
落下速度の重さで掘る。押し込まない。これだけで効率が格段にちがう!腕でスコップを持ち上げるんじゃなくて、腰とお尻の筋肉でスコップを持ち上げるイメージ(笑
うーん、、なんというかスクワットですね、これは。
ステップ3:約40キログラムの砂利を敷く
ジモティで頂いた砂利を敷きます。
砂利は購入するとだいたい20Kgで250~350円くらい。そんなに高いものでもないんですが、節約できるところは節約!
ステップ4:コルゲート管と防草シートを敷く
いよいよメインの部材です。コルゲート管は網タイツのような見た目で、穴だらけのパイプです。この穴から水を吸収します。防草シートは透水機能を持つものがよさそうなんですが、1000円の防草シートが、透水機能まで兼ねているのか?ちょっとわからないです。でもたぶん、水くらい通すでしょ!という軽いノリでスルー。
本当は透水シートっていう専用のシートがあるみたいですが、値段もお高くて、しかもあまりホームセンターに売ってないっぽい(近所のナフコ、コメリにはありませんでした)
とりあえず、コルゲート管+防草シートの組み合わせでチャレンジ。しばらく様子を見てみて、ダメそうだったらまたやり直せばいいかぁ、と。これがDIYの醍醐味です(笑・たぶん)
ステップ5:勾配をつけながら埋め戻す
1パーセントから2パーセントの勾配をつけながら埋め戻していきます。勾配計を買う予算はなかったので、ひたすら目分量です。管の終点をどこまで延ばすか、その時点ではまだ悩んでいたので、とりあえず保留にしました。来週以降の課題ですね。
田舎暮らしの豊かさを実感した瞬間
来る日も来る日も穴掘り…ご近所さんが様子を見に顔を出してくださいました。ある日はカボチャをもらい、別の日には里芋をもらい・・・。
作業しているところを見て「頑張ってるね」と声をかけてくれるだけでも嬉しい。こういう何気ないやり取りが、田舎暮らしの豊かさなんだと感じます。都会ではなかなか体験できない、人と人とのつながり。古民家を買って、ここに通い続けているからこそ得られるものかもしれませんね。
埋め戻して、何事もなかった状態に戻した中庭。見た目は元通りですが、その下には新しい排水システムが眠っています。手抜きな部分もありますが、ちゃんと機能するか、ワクワクしながら待っています。早く大雨が降ってほしいです(コラコラ‥)
雨の検証を待ちながら、次のステップへ
近々、雨が降ったら、このズボラ暗渠排水の結果報告する予定です!排水が本当に機能しているのか、楽しみです。
古民家DIY、転圧機が欲しいなぁと今回の庭作業で実感したので、余力があれば自作したいけど、できるんかなぁ・・面倒くさいぞ。
来週からはドッグランのウッドフェンスづくりが始まります。
古民家のDIY、いよいよ「掘る」以外の作業ができます。やれやれです😢
穴を掘りまくった一日の締めくくりは、お腹ぺこぺこで大好きなイタリアンを作って一人打ち上げ。
中庭が完成した暁には、ふくちゃんも喜ぶドッグランが完成しているはず!そう信じて!
瓦排水溝の失敗も、暗渠排水の成功も、全部がこの古民家との向き合い方を教えてくれている気がします。失敗して、学んで、また挑戦する。
古民家DIYって、まぁそういうものなんだと思います・・・。完璧にできるわけがない、仕事じゃないから納期もない、急がなくていい、自分のペースで嫌にならないくらいの速度で、引き続き古民家再生していきたいと思います。
引き続き応援して頂けるとめっちゃ嬉しいです!
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